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今更だけどライフイズストレンジを買ってプレイしていました。

買ったのは金曜で、クリアしたのは今日の朝4時くらい。

まずクリアした感想はこのゲームをできただけでもPS4を買った価値があった。

僕にはそれくらいどっぷりとストーリーや世界観に嵌れた作品でした。

マックスやクロエのどちらかが好きになれない人には評価は低いと思いますが、二人が大好きな自分には一生大切したいゲームのうちの一つです。

ゲームのシステムなんかは今更僕が書くまでもないので触れませんが、主人公が時間を巻き戻せる、タイムリープできる(こっちの能力は途中から覚醒)という設定でここまで好きになれた作品はないです。

細田守時かけ超えました。

作品自体は決して明るくないです、むしろ思いし暗いです。暗い作品が嫌いな自分でもここまで惚れ込めたのはやっぱりストーリーよりも何よりもマックスとクロエというキャラクターが好きになれたからだと思います。

2人は親友ですが、最後の二択で「クロエを犠牲にする」を選ぶと本気キスしてるのでそれ以上の何かはあると思います。

友情とか絆以上の、魂のつながり的何かが。

僕はクロエ大好きなんで最初は悩むことなく「アルカディア・ベイを犠牲にする」を即決しました。

その結果クロエは助かりますが街は竜巻で崩壊、クロエの家族やマックスの同級生達も死んだと思われます。(明確な描写はないです)

最初にこの選択肢のEDを見て思ったのが、クロエを選ぶとマックスが他に助けようとしたり守ろうとしたものは何一つ助かりません。EDも2人がクロエのオンボロ車に乗って崩壊した街を走り抜けていくとアッサリした内容なんですが、これはマックスとクロエにとって幸せかどうこうよりもゲームをしていたプレイヤー自身にとってこの結末が幸せかどうかを考えさせられます。

もう一つの選択肢のEDではクロエはマックスに助けられることなく銃で撃たれ死んでしまいます。それがクロエにとってはありのままの運命なんですが、事件の黒幕であったジェファソンが逮捕されていたのはマックスが力を使って過去を何度もやり直してクロエと2人でレイチェル失踪事件の真相を突き止めたからこそある現実なんですよね。

つまりどうあがいても一番最初の筋書き通りの人生にはなりません。そもそも最初はマックスとクロエはお互いに気づいてすら気づいていなかったので。

このライフストレンジというゲーム、僕とってはゲームをクリアしたというより断片的な人生を歩んだ気持ちになりました。Amazonのレビューでも絶賛されているのにすごく共感できます。

プレイした人の多くが言っていますが音楽が素晴らしいです。サントラは海外限定のリミテッドエディションにしかついていないのでAmazonでPC版のリミテッドエディションを即ポチりました。値段は3100円なので普通のアルバム感覚で買えて良かったです。アートブックもついてますし。

ヤフオクでもサントラのみ出品されていますがこちらは5000円くらいからなので普通に限定版買ったほうが圧倒的にお得です。

久しぶりの更新で読みづらい長文を書きましたが本当にLife Is Strangeという作品に出会えて良かったです。

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